AGLオリジナルの、DJI Inspire2(&1)用カーボン削り出しプロペラガードのご紹介です。
(先日のブログ「ONE OFF はいかが?」でもご紹介しましたが、もう少し詳しくね)
プロペラガードって、なんか脇役イメージですよね。
でも、同じ作るなら、とことん拘ってみようではありませんか。
ここの読者の方であれば、日本の航空法とプロペラガードは切っても切れない関係にある、ということもご存知なのではないでしょうか。
そう、「人や物件から30m以内の距離でドローン飛ばしちゃダメ!」という基本ルールが日本にはあるのです。
じゃぁ田舎や山の中しか飛ばせないの!? というとそうではなく、国交省(2017.4以降、窓口は航空局になりましたね)へ飛行申請を出す訳なんです。これがまた慣れていない普通の人にとってはかなりの労力を要する作業なのですが、それはまた別の機会にするとしまして。
その30m云々にかかる申請内容を仮想の不謹慎な会話に無理矢理置き換えてみますと、『コラおまえか、人とか物から十六間半以内でドローン飛ばしたい言うとる奴は』「へへぇ、恐れながら」『そしたらアレや、なんちゅうかその、それなりのナニはおまえ‥‥ナニしとるんやろな』「へぇ、それはもうお役人様、このようなものをご用意致しまして」
バァーーーンッ!
『ふ~ん、羽根囲いか』「へぇ、左様にござります」『ほな‥‥もしヘマこいで当たったとしてもいけよるんかいな』「へぇ、お仰せの通りで」『‥‥よっしゃ分かった!判ついといたるわ。気ぃ付けて飛ばすんやぞ』といった感じでしょうか。
というような事情もあり、こと日本国内ではプロペラガードの役割として、①ドローンが人や物に当たった場合に、人や物が受けるダメージを軽減する ②ドローンが何かに当たった場合に、プロペラが受けるダメージを軽減する の他に、③特定の条件下での飛行を許可してもらうための重要なアイテム という役割もあるのです。
ところがどういう訳か、DJIさん自慢の新鋭機Inspire2にはプロペラガードのラインナップがなく、他メーカーさんからも一向に出てくる気配がなかったのです。
な ら ば ! このAGLが作ろうではないか。しかも、もうひとつの役割を担える、価値あるものを。
(続く)