こんにちは!
学生スタッフのMです!
2015年に施行された「改正航空法」で、以前まで曖昧だった飛行禁止空域が明確に定められた点を少し紹介します。
1.空港等の周辺(進入表面等)の上空の空域
2.150m以上の高さの空域
3.人口密集地区の上空
(『飛行禁止空域』ではありますが、上記3つの空域は、国土交通大臣に飛行プランなどを申請し、
安全性が認められ許可を受けた場合、飛行可能です。)
今回はこちらに関係するある実験をご紹介します。それがこちら
この動画は、オハイオ州デイトン大学で行われたドローンと飛行機の衝突実験です。
民生用ドローンを空気砲に詰め、飛行機の翼に向けて発射し、何が起こるのか観察するというものになります。
空港でドローン飛行が禁止されているのは、動画でも分かるようにとても大きな被害がでるからです。
この実験の他にも、
ドローンが飛行機の機種にぶつかった場合や、エンジンに巻き込まれてしまった場合など、あらゆる状況が想定されます。
この研究を指揮するKevin Poormon氏は
「鳥の衝突は、翼前方の縁に分かりやすく大きいダメージを与えます。
しかし、ドローンは翼のより深くまで貫通し、翼桁にまで到達しました。これは鳥の衝突より深刻なダメージです」と述べました。
これまでにドローンと飛行機の衝突事故は起こっていません。
今回の実験結果からも分かるように、空港でのドローン規制は正解であることがよく分かります。
それではこのへんでどろ~んします、学生スタッフのMでした!